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結婚指輪の相場はどうなる、値上げか値下げか?

金(ゴールド)の価格が、急騰しています。
ドル安と呼応して、安全な資産として金の価格が上昇し
ドル建てでは史上最高値を更新中です。

円高なので、円建ての価格はそこまで上がっていないものの
今日(11月18日)の価格は1グラム3300円を突破し、
年初から30%以上高騰しています。
消費低迷の中で、百貨店の売上げ不振の悪役に
宝飾品の売上げ減少がやり玉に上がるくらいなので、
ジュエリーの値上げには厳しい環境ですが
さて、どうしたものかと考慮中の結婚指輪メーカー、ブランドも
少なくないでしょう。

その中に飛び込んできたのが、ティファニー値下げのニュース。
これには驚きました。

2009年11月17日付の日経新聞によれば、20日から、ほぼ全商品を平均5%
値下げするのだそうです。
ティファニーの値下げは、2008年11月6%、今年2月9%に次いで
短期間で3回目だとか。
昨年の値下げの時も、クリスマスの需要期を前に値下げするのかと、
驚いたけれど、今年も11月後半に値下げ。
円高による米国との価格差是正とか言い訳していますが
まあ目先の売上が欲しくて、値下げするのは間違いないでしょう。
結婚指輪ならば、人気のルシダのペアーで1万円強の値下げでしょうか。
ティファニーも必死です。

同じ結婚指輪が安く買えるのであれば、消費者にとって歓迎すべき話しです。
ここ数年で、結婚指輪の極端な高単価化が急激に進みましたから
それが是正されるのも、ある意味当然なことと考えます。

しかし、原材料費が上がっているのに価格競争のために製品の値下げをすると
どこかに無理が生じます。
結婚指輪に使用する地金を少なくして、長期間の使用に耐えられないような
ペラペラの商品が販売されたり、あるいは、金の品位を抑えた地金
(14金とか10金とか)を使用した結婚指輪の登場も考えられます。

プラチナの結婚指輪に比べて、金(ゴールド)の結婚指輪はまだ少ないですが
デフレ社会の中で確実に増えているだけに、その動向が心配です。
個人的な見解ですが、数パーセントの値上げで済むのならば、
品質を落とすよりも値上げを選ぶ方が、長い目で見て消費者のために
なるように思います。
やはり結婚指輪は、長期間使われる指輪ですからね。

ここで、結婚指輪(マリッジリング)を値上げするのか、値下げするのか
そのブランドのポリシーが問われる問題です。

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